どうも、屋久島大好きヒロキです。
今回は屋久島の南部、平内にあるゲストハウス「屋久島サウスビレッジ」をご紹介します。
実はこのブログを執筆している僕自身、2019年5月初旬から屋久島サウスビレッジでヘルパーとして働いています。(8月中旬までいる予定です)
そんな一スタッフから見た屋久島サウスビレッジを、今回はとことん詳しくレビューしていきます。
屋久島サウスビレッジにご宿泊される予定の方、屋久島南部でゲストハウスを探している方はぜひ参考にしてみてください。
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町平内258-24(地図をみる)
電話番号:0997-47-3751
ホームページ:http://www.yakushima-yh.net/guesthouse.html
目次
屋久島サウスビレッジってどんな宿?

屋久島サウスビレッジは宮之浦や安房などの主要な町から離れているため、多少不便な場所にあります。
しかし、自然豊かな緑に囲まれた環境にあり、晴れの日の夜には満点の星空に感動すること間違いなし!
「人里離れた場所でのんびり過ごしたい」という方にはピッタリの宿です。
また、周辺には平内海中温泉や湯泊温泉、尾之間温泉などの温泉地をはじめ、千尋の滝や栗生の海水浴場などの有名観光スポットも多く、豊かな時間を過ごすのに事欠きません。
屋久島サウスビレッジではレンタサイクルもやっているので、天気の良い日にはサイクリングしながら観光スポットを巡るのも良いですね。
屋久島サウスビレッジの施設一覧
続いては屋久島サウスビレッジの館内をご紹介します。
屋久島サウスビレッジには建屋が大きく分けて3つあります。
- 本館(受付&食堂)
- いろり庵(ゲストキッチン、TVルーム、談話室)
- ゲストハウス棟(図書コーナー、客室、お風呂)
それぞれ見ていきましょう。
本館受付(売店あり)

ゲストハウスの受付は本館の正面入り口にあります。(敷地に入って正面の建物)
受付では宿泊のチェックインの他、土産物の販売、バスチケットの販売、レンタサイクルの貸出などを行っています。

屋久島サウスビレッジのオリジナルTシャツも販売中。

生地はモンベル製なので、通気性&速乾性に優れて着心地も良いですよ。
ちなみに、受付時間は以下の通りです。

早めに到着してしまった場合は、「いろり庵」というゲストキッチン付きの建屋で待機する感じになります。(後ほどご紹介しますが、いろり庵にはTVルームもあるのでチェックインまでゆったり過ごせます)
本館食堂(朝食・夕食時)

本館には受付の他に、朝食・夕食時に使用する食堂があります。
その名も「まかない食堂」。
自家製のパンやジャム、豆腐、納豆をはじめ、地元で仕入れた新鮮な卵や野菜をふんだんに使用した料理の数々。
料理を通して屋久島の恵みをたっぷり感じることができるでしょう。
毎日食べても飽きないよう、メニューは日替わり。まかない食堂のスタッフが毎日愛情を込めて作っています。
(メニュー例は後述しています→先にメニューを見る)
ゲストハウス棟には広々としたスペースと図書コーナーあり

ここが屋久島サウスビレッジのゲストハウス棟です。
入って目の前に現れるのが、吹き抜けになった談話スペースと大きな書庫。
書庫には小説や雑誌、マンガなど、推定1,000を超えるラインナップ。
雨の日などはここで本を読みながらゆっくり過ごすのもありですね。
奥には談話スペースもあります。ここで友人や家族と語り合うもよし。コンセント付きなので、PC作業したい方にもオススメです。

ゲストハウスは和室・洋室の2種類(全8室)

宿泊スペースはゲストハウス棟の正面入って右手にあります。
部屋は、二段ベッドのドミトリー(相部屋)と和室の2種類で、合計8部屋。
和室は8畳間が2部屋(Max3名)、6畳間が2部屋(Max2名)です。


続いてドミトリーは4人部屋が2つ、2人部屋が2つあります。

ドミトリーの各ベッドには読書灯が設置してあり、コンセントが1つ付属しています。

ただ、ちょっと高い位置にあるので、タコ足があると便利かもしれません。
お風呂はシャワー室、檜風呂、五右衛門風呂の3種類

宿泊スペースをさらに奥に進むと、お風呂とお手洗いがあります。
お風呂はシャワー室と檜(ひのき)風呂、五右衛門風呂の3種類。
こちらが檜風呂↓


そして、こちらが五右衛門風呂です↓


手早くササッと体を流したい方はシャワーを、ゆっくり温泉気分を味わいたい方は檜風呂か五右衛門風呂がオススメです。
檜風呂と五右衛門風呂は2〜3人ほど入れるので、カップルや家族連れに人気です。
一戸建てのゲストキッチン「いろり庵」

本館からゲストハウス棟に向かう途中に、いろり庵というゲストキッチンがあります。
いろり庵には、自炊用のキッチン、食器、冷蔵庫、談話スペース、TVルームがあります。
いろり庵は基本的に24時間自由に使えるので、「夜な夜な飲み明かしたい!」「語り尽くしたい!」という方にはもってこいの場所ですよ。
ここで食事を作って食べたり、

ここでつまみとビール片手に夜な夜な語り合ったり、

ここで好きなだけTVを見たり。

お茶、紅茶、コーヒーなども自由に飲めます。

ドリンク販売用の冷蔵庫には各種ドリンク(有料)が取り揃っています。

食料に困ったときの助っ人。

基本的になんでも揃っているので、かなり居心地が良いですよ。
屋久島サウスビレッジ名物の賄い食堂とは?

屋久島サウスビレッジにはまかない食堂という、朝食・夕食のサービスがあります。
事前予約する必要がありますが、屋久島の新鮮な食材をふんだんに使った日替わりの自家製料理を堪能することができます。
(まかない食堂では、スタッフも同席して料理をいただいています)
【朝食】8:00~ (7:30~9:00)
- 日替わり朝定食(前日18時までに要予約):¥600+税
- トースト&コーヒー:¥400+税
【夕食】19:00~ (18:00~20:00)
- 日替わり夕定食(当日10時までに要予約):¥800+税
- 各種ドリンクメニューあり
まずは朝食の一例をご紹介します。
朝食は基本的にご飯味噌汁 or パン、おかず(パンの場合はスープ)、ヨーグルトの3種類にコーヒーが付いてきます。
ちなみに、コーヒーは自家焙煎の豆を使用。おかわり自由です。
この日はフレンチトーストとオニオンスープ、自家製ヨーグルトの3品。

この日は自家製パンとミニサラダ、大根スープ、ヨーグルトでした。

僕もスタッフとして毎日賄いをいただいていますが、手作りの焼き立てパンは何度食べても美味しい!
お客さんからも美味しい!という声が続出しております。
続いては夕食の一例をご紹介します。
この日はトビウオの焼き魚とご飯、味噌汁、その他おかずが数品。

ご飯も3分づき(3分精米)で、栄養満点のまかない定食です。
メニューは日替わりなので、長期滞在でも毎日違ったメニューを楽しむことができます。
また、夜はドリンクメニューも用意しています。
自家焙煎のコーヒーから自家製のたんかんジュース、屋久島クラフトビールなど多種揃えています。

さらに、デザートメニューにはそらうみのジェラートもありますよ。(ただし、売り切れ御免)
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屋久島サウスビレッジの宿泊料金および各種オプション

続いては屋久島サウスビレッジの宿泊料金、および各種オプションの料金をご紹介します。
→屋久島サウスビレッジの公式ホームページはこちら
宿泊料金および予約方法
屋久島サウスビレッジは原則3泊以上から予約を受付しています。
(数日以内に空きがある場合は1泊からの予約も可能です。電話にて問い合わせてみてください)
1泊あたりの料金は以下の通り。
3泊-6泊 | 7泊以上 (1泊目から適用) |
30泊以上 (1泊目から適用) |
|
---|---|---|---|
ドミトリー (相部屋、男女別) |
3,000円 | 2,500円 | 2,000円 |
個室 (2-4名で利用) |
3,000円 | 2,500円 | 2,000円 |
個室 (1名で利用) |
4,000円 | 3,500円 | 3,000円 |
- ハイシーズン(4月27日-5月5日、7月13日-8月31日、12月29日-1月3日)は各500円増しの料金
- 子供(中学生以下)は各500円引
- 幼児(3歳以下)で寝具不要の場合は無料(ただしドミトリーへの同伴不可)
- キャンセル規定あり→こちら
オフシーズンは比較的空きが多いですが、ハイシーズン(特にGWやお盆休みあたり)は満室になることが多いので早めの予約をオススメします。
→屋久島サウスビレッジの予約はこちら
→電話予約はこちら:0997-47-3751
レンタサイクル

屋久島サウスビレッジではレンタサイクルのサービスもやっています。
料金は以下の通り。
クロスバイク (24段ギア) |
8AM~6PM or 6PM~8AM |
¥800(+税) |
24時間 | ¥1,200(+税) | |
自転車 (ママチャリ) |
8AM~6PM or 6PM~8AM |
¥600(+税) |
24時間 | ¥800(+税) |
日中だけ利用したいのであれば、上段の料金プランでOKです。
レンタサイクルは台数に限りがあるため、複数人で利用する場合は事前予約をオススメします。
ただし、予約した場合はキャンセル時に違約金が発生するのでご注意を。(前日50%、当日100%)
レンタカー

屋久島サウスビレッジでは、レンタカーの貸出サービスも行っています。
基本料金は24時間で6,000円、以降延長 3,000円/24時間となっています。
さらに、以下の条件を満たせばレンタカー料金が半額、もしくは無料になります。
- 2名以上で1週間(7連泊)以上滞在する場合→無料
- 1名で1週間(7連泊)以上滞在する場合→半額
ただし、台数に限りがあるので、早めの予約をオススメします。
また、予約状況によっては一部の日程しか利用できない場合もあるのでご注意ください。
→レンタカーの料金詳細はこちら
登山用品レンタル(登山靴以外)

屋久島サウスビレッジでは、登山用品のレンタルサービスも行っています。
以下、レンタルできる登山用品です。
- レインウェア
- ザック
- シュラフ
- ザックカバー
- スパッツ
- ストック
登山靴のレンタルは行っていないため、安房あたりで事前にレンタルしておきましょう。
屋久島サウスビレッジへのアクセス方法

以下の各拠点から屋久島サウスビレッジへのアクセス方法は、基本的には車(レンタカー)かバスの2択になります。
(安房方面から車で行く場合、県道沿い左手の看板を目印に左折。そのまま進むと専用駐車場があります)
送迎サービスは行っていないのでご注意ください。
宮之浦から
- 車…約60分
- バス…約70分(「107. 平内入口」下車徒歩200m)
屋久島空港から
- 車…約1時間
- バス…約60分
安房から
- 車…約30分
- バス…約40分
まとめ
以上、屋久島サウスビレッジのご紹介でした。
屋久島サウスビレッジは宮之浦や安房から離れており、周囲には飲食店も少ないので不便ですが、人里離れた自然の中にあるため静かでとても過ごしやすい場所です。
近くには名物の平内海中温泉や尾之間温泉もあるので、温泉好きにはベストプレイスではないでしょうか。
街灯も少ないので、晴れた日の夜は宿の外からでも満点の星空をみることができますよ。
屋久島でゆったりのんびり自分の時間を過ごしたい方は、ぜひ屋久島サウスビレッジへお越しください(^^)
2019年8月中旬までは、管理人の僕も屋久島サウスビレッジのスタッフとして働いていますので、見つけたらぜひお気軽にお声掛けくださいね。